記念すべき一か月バースデーは病院で
産後初とも言える記念日「一か月バースデー」。うちの子は病院で迎えることとなりました。まさかこんなに長引くことになるなんて。
自分の中では長くても二週間くらいだろうと勝手に思い込んでいました。一か月も入院するなんて想像もしておらず、だんだん精神的にも疲労が蓄積していきます。
「特に異常はなく元気である」ということと「長期間の入院」。
お医者さんからの説明で事情は理解できているものの、この二つがどうしても頭の中で噛み合いませんでした。
三歩進んで二歩下がるの繰り返し
入院中は色々なことを試していくことになります。
そうして新生児の変化を細かく確認し、「なぜ今こういう状態になっているのか」という原因の特定とその解決に繋げるのです。
当然いつもいい報告だけではありません。時として、マイナスな報告をされるのも事実です。それも重々承知しているはずでした。
しかしこの日は生まれて一か月の記念日。ウキウキの長時間面会を終えた次の日でした。
結果として息子はいつもより大きく疲弊してしまい、またうつ伏せで寝かされてしまうことになります。
三歩進んで二歩下がっているのならまだいい。
うちの子は三歩進んで三歩下がっているのではないか。
一か月入院して本当に何かが変わっているのだろうか。
なんの治療行為もしていないならうちで診るのと変わらないのではないか。
色々な思いが頭の中を駆け巡り、どんどん情緒不安定になっていきました。
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