入院中一番つらかったこと。私にだけ赤ちゃんがいない
病院では入院、出産をするだけではありません。産後のサポートもたくさんあります(病院によって何をするかは違うと思いますが)
私がお世話になった病院も、産後様々なサポートがありました。調乳指導、沐浴指導、授乳指導…
私も参加しました。しかし参加したことを後悔することになります。
当たり前ですが、他のお母さんはみんな赤ちゃんを連れていたのです。
そりゃそうです。考えてみれば当たり前です。一部事情がある場合を除き、みんな赤ちゃんを連れてきます。連れてこない方が問題です。
その場に居合わせて初めてわかりました。自分にだけ赤ちゃんがいない辛さ。
みんなが自分の赤ちゃんを可愛がっている中、私だけ一人でフラフラ。
他のお母さんにはどんな風に見えていたのでしょうか。私はどんな顔をしていたのでしょうか。
一生懸命何も感じていない風を装いました。でもどこまで装えていたかはわかりません。変な風にひきつった苦笑いだったかもしれません。
誰が悪いとかそんなことは何一つなく、だからこそやり場に困るこの感情。
NICUに行けば可愛い我が子がいます。そこにさえ行けば私もみんなと同じようにお母さんになれるんです。
NICUの看護師さんたちは「いつでも来ていいよ、いつまででもいていいよ」と言ってくれました。
でも実際問題、何もないのにそんなに長居できませんよね。
看護師さんたちだって仕事で忙しい中、気を遣わせるわけにもいきません。
病院にいる間は、ずっとこの感情と戦い続けなければいけませんでした。
産後サポートに参加したことを後悔したのは事実ですが、後々役に立つことが多いのであるなら受けておいた方がいいです。一時期の感情に流されて拗ねてしまったばっかりに、赤ちゃんが退院してから何もできないのでは困ってしまいますからね。
ちなみに調乳指導ではアイクレオの担当さんがミルクの作り方を教えてくれました。
最終的に私が使っていたのは和光堂の「はいはい」です。
広告費を削って、その分価格を安くしているんだとか。確かに他社に比べると圧倒的に安いです!
たまーに異物混入とかの話も聞くのですが、うちは運良く(?)何も不具合がなかったので、最後まで和光堂のはいはいでした。
コストで言えば圧倒的一位のミルクだと思います。
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