最近リアル生活でもニュースの中でも、心がすり減るような出来事ばかりで落ち込みませんか?
そんなとき、誰でもお手軽に気分転換できる方法がこちら↓
・ギャグ漫画を読んでたくさん笑う!
笑顔は心を回復させるんですよ…
この記事では私が声を出して笑うほど激ハマりしたギャグ漫画を紹介していきます
セクシーコマンドー外伝 すごいよ!マサルさん
うすた京介先生の前人未踏超不条理ナンセンスギャグ漫画
この漫画の第一話が週刊少年ジャンプの巻頭カラーを飾った時の衝撃が今でも忘れられません
今まで見たことのない不条理なギャグ漫画
「わけがわからないってこんなにも面白いものだったのか」
と思わせてくれた最高の支離滅裂なギャグ漫画です
そのあまりの衝撃に感化された絵描きさんも多く、一時期ナンセンスギャグを追い求める漫画家志望者が急増し、本誌の新人賞募集ページには「マネもほどほどに…」という注意書きが掲載されたとか
変態マスターの名をほしいままにする奇人変人「花中島マサル」を中心に、一癖も二癖もある部員たちが集まって今日も元気に「セクシーコマンドー部」は活動をする…という文章だけでは何を言っているのか全然わからない漫画です
知らない方はぜひ一度読んで頂きたい一品
とぶぞ
→セクシーコマンドー外伝 すごいよ!マサルさん全7巻完結セット←
ピューと吹く!ジャガー
うすた京介先生のこと大好きすぎか
というわけで上記で紹介した「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!マサルさん」と同じ作者様の作品です
こちらも大変な青春不条理ギャグ漫画
奇抜な風貌の笛吹き男ジャガージュン市とギタリスト志望の少年酒留清彦を中心とした、これまた一癖も二癖もある仲間たちとの日常(?)を描いた作品です
こうして見てみると上記二つの漫画には共通点がありますね
・奇人変人、どこからどう見ても変態だけど超絶的技能を持つ主人公
・その主人公を諫める比較的まともな突っ込み役
・そしてその二人に集まる個性豊かすぎる仲間たち
・ヒロインがとても可愛い(誰をヒロインとするかは人による)
・よくわからない謎の生物(生物か怪しいものも含む)
ワンパターンといえばワンパターンですが、これこそがうすた京介先生の黄金パターンなのだろうなと思います
少なくとも私はこのパターンが大好きです
うすた京介先生の漫画ではほかに
・武士沢レシーブ(全2巻)
・フードファイタータベル(全7巻)
などがありますが
こちらは少し上級者向けかなと思います
まずはマサルさんとジャガーさんを読んでみて、世界観にどっぷり浸かったらあとの二つも読んでみてください
パタリロ!
1978年に連載を開始し、なんと今現在もまだ連載が続いている超大型ギャグ漫画
アニメ化も舞台化も映画化もされているので、名前だけでも知っている方は多いのではないかと思います
架空の国「マリネラ」を舞台にその国王「パタリロ」が毎回騒動を起こすドタバタコメディです
作者の魔夜峰央先生がとにかく博識な方で、ギャグ漫画なのにものすごい情報量があります
宝石・落語・妖怪など、普通のギャグ漫画では掘り下げられないようなところがガッツリ物語の主軸に据えられています
あと忘れてはいけないのが
やおいのはしりである
ということ
もはややおいも死語になってきているので言い直すと
BL漫画の先駆けである
ですね
この漫画を読んだ当初私は「マライヒ」というキャラを女の子だと思っていましたが、この勘違いをした同志はかなり多いのではないかと思います
長髪の可愛い男のがわんさか登場するので目に優しいです
個人的にはこれからBLを読んでみたいという方にもってこいの教科書だと思いますよ(偏見)
あと私はマリネラを「実際にある国」だと思い込んでましたw
私が幼児だったとはいえ、そう思わせてしまうほど一つ一つの設定が作りこまれています
・宝石
・妖怪
・落語
・推理
・美少年
以上の要素がパタリロ!というギャグ漫画の中に詰め込まれています
ギャグ漫画なのに読み終えるとちょっと賢くなった気になれますよ
巻数は単行本で103巻、文庫本で50巻と多いですが(まだまだ連載中)基本一話完結なのでどこから読んでも話はある程度わかります※たまに連作エピソードあり
同じ作者、魔夜峰央先生の「翔んで埼玉」もGACKT主演で映画化し超話題作となりました
私はアマプラで観ましたが、本当にバカバカしくてこちらも超おすすめです
今日から俺は!!
転校をきっかけに、さえなかった三橋は金髪パーマでツッパリデビュー
同日、こちらも転校をきっかけにツッパリデビューしたトンガリ頭の伊藤が現れ…
最強ツッパリコンビのドタバタ不良コメディです
ドラマ化や映画化もしていたので、タイトルを知っている方も多いかと思います
西森博之先生の漫画は他にも
・甘く危険なナンパ刑事(全2巻)
・天使な小生意気(全20巻)
・お茶にごす。(11巻)
等いろいろな連載作品がありますが、どれも一貫して作者の持ち味が炸裂しています
・おバカだけどめっちゃ強くて情に厚い不良が悪いやつを懲らしめる
西森作品の特徴を一言で表すとだいたいこんな感じです
ただの不良漫画だと女性にはとっつきにくいですが、西森先生の漫画は
とにかくキャラが可愛いんですね
不良が矜持をもって喧嘩してるところはめちゃくちゃかっこいいのですが、それ以外の日常パートは本当にふにゃふにゃしてて可愛いんです
一部のガチ武闘派以外はみんな愛らしい一面があって、そんな魅力あふれるキャラたちがどんどん登場します
コミックスだと全38巻と長いのですが、テンポの良さもありさくさく読めますよ
「不良漫画でしょ?」と躊躇している方にもぜひ読んで頂きたい青春不良ギャグ漫画です
お父さんは心配症
りぼんのギャグ漫画って質が高かった気がする
妻に先立たれ、娘が非行に走らないか心配で仕方がないあまり常軌を逸した行動に出てしまう中年のサラリーマン、佐々木光太郎
娘の典子、典子の彼氏北野、その他友人知人を巻き込んで結果的にはいつも大騒動を繰り広げるドタバタコメディ漫画です
娘を愛するあまり北野くんに対するアタリが強いのですが、回を追うごとに光太郎と北野くんの間にも通じるものが芽生えるという少年漫画的要素もあります
17歳でこの漫画を描いていたようで、そのセンスに震え上がります
作者は岡田あーみん先生
キャッチフレーズが「少女漫画界に咲くドクダミの花」でしたが、その類まれなるセンスにピッタリのものだったと思います
岡田あーみん先生の作品はこれ以外にも
・こいつら100%伝説(全3巻)
・ルナティック雑技団(全3巻)
などがありますが、どれも声を出して笑ってしまうくらい面白いです
40年くらい前の作品なのに今読んでも笑えるってすごくないですか?
一応少女漫画ですが、そのぶっとんだ世界観の前では性別の差など些細なものです
男性の方にも全力でおすすめできるギャグ漫画ですよ
魔法陣グルグル
勇者として無理やり旅立たされた少年ニケ(職業適性は盗賊)と、魔法使いの女の子ククリが魔王を倒すため旅に出るという王道ファンタジー漫画
これだけ聞くと王道ですが、そこはドラゴンクエスト4コママンガ劇場出身の衛藤ヒロユキ先生
お腹を抱えて笑えるシュールギャグが次々に襲いかかります
柴田亜美先生も執筆されていた隠れた名作「ドラゴンクエスト4コママンガ劇場」
書き手によって作風が違うのですがそれがまた面白いです
話を戻しまして「魔法陣グルグル」の話
この漫画を読んだとき、誇張なしで本当にお腹を抱えて笑いました
かの有名な
「肩のうしろの2本のツノのまんなかのトサカの下のウロコの右」
と
「ただし魔法は尻から出る」
は読んだ瞬間に爆笑しました
今でも前者のカセギゴールドの弱点はソラで言えるくらい印象に残っています
中盤から終盤にかけてギャグは控えめになり物語も深化していきますが、それでもやっぱり面白いです
絵柄もポップで可愛いので、女性にもおすすめのギャグ漫画ですよ
クレヨンしんちゃん
もはや国民的アニメになってしまったクレヨンしんちゃん
日本人ではもはや知らない人の方が少ないでしょう
私自身は幼少期の頃この漫画に出会いました
連載雑誌がバリバリの青年誌だったので自分では買えませんでしたね
親が連載雑誌の漫画アクションを買って、クレヨンしんちゃんの部分だけ切り取って読ませてくれたりしたんですけど、たまにクレヨンしんちゃん以外の本体の方を見つけてしまったりして
そちらを読んでいるのを見つかった時にはめちゃくちゃ叱られました(笑)
大人向けの雑誌ですからね、そういうシーンが普通にあるわけですよ
というかクレヨンしんちゃんにも初期はそんなシーンがたくさんありました
みさえがひろしをセックスに誘う話とかよく覚えています
当時はしんちゃんの口調をまねした男の子で溢れていました
PTAでもたびたび問題視されていた漫画ですが、今の国民的人気から考えると信じられませんね
クレヨンしんちゃんの評価を大きく上げ、その人気を不動としたものに「映画」の存在があります
どの映画もおすすめですが、私はやはり笑えてなおかつ泣けてしまう
・嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲
・嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦
・ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
この三本が大好きです
泣ける、っていうレベルじゃないです
号泣です
自分に子どもができたら号泣度がさらにアップします
クレヨンしんちゃんの映画はすべてアマプラで観れますので興味のある方はぜひ観てみてください
※無料で観れるかどうかは作品入れ替わりの時期により異なります
天体戦士サンレッド
正義の味方サンレッドと世界征服を企む悪の秘密結社フロシャイムの戦いを描くギャグ漫画です
これだけ聞くと普通のヒーロー漫画っぽいのですが、決定的に違うのが
正義の味方サンレッドが完全にヤカラ
なおかつ
悪の組織フロシャイムが人にも地球にも優しい超良識人
であること
そして対立しているはずのサンレッドとフロシャイムは妙に仲が良いのです
この日常生活、慣れあい、友情が絶妙に絡み合った世界観がとても面白くクセになること間違いなしです
ちなみにアニメ版ではフロシャイムの幹部ヴァンプ将軍を髭男爵の山田ルイ53世が
フロシャイムの戦闘員1号を同じく髭男爵のひぐち君が演じています
お二人とも声優として演技がめちゃめちゃうまいです
一話から追っていくと、演技がどんどん巧くなっていくのがわかります
アニメ版はこの髭男爵のどんどん巧くなっていく演技も見どころの一つですよ
世紀末リーダー伝たけし!
作者の島袋光年先生が児童買春禁止法違反で逮捕され、ジャンプでの連載が打ち切りになってしまった有名作品です
ジャンプでは未完のまま打ち切られてしまいましたが、逮捕後「スーパージャンプ」にて完結編が連載され、物語自体はしっかり完結しました
作者の人間性はともかく、作品自体はとても面白くてなおかつ勇気をもらえる漫画なのです(だからこそ逮捕の報が出たときは本当に残念でした…)
なんだか色々ものすごい「リーダー的存在」たけし
彼と彼に集まる個性強めなキャラクターたちがわちゃわちゃするコメディ漫画です
連載当初は一話完結のハートフルコメディでしたが、後半になるとバトル編とギャグ編が交互に連載される構成になりました
私は一話完結の優しい話が好きだったのでちょっと残念でしたね(バトル編はバトル編で面白いのですが)
1巻第2話の「トマト日‼」は、私が今でも心に残っている話です
ざっくり説明すると
クラスメートがうんこを漏らしてしまったことを察したたけしが、それを隠すために自分もうんこを漏らしてクラスメート全員の注意を自分に向けた
という話です
こんなんマネできます?
超リーダー的じゃないですか???
これぞたけしという逸話が詰まっているこの話が大好きで、一気にファンになってしまいました
逮捕後の再活動でたけしを完結させたあとは
こちらも超有名「トリコ(全43巻)」を連載されてました
トリコもすごく好きですが、私の中ではやはりたけしが一番なんですよね
自分のすぐそばにたけしみたいな人がいたら、人生全然違っただろうなと思います…
面白い上に、人の優しさにも触れられる「世紀末リーダー伝たけし!」おすすめです
ちびまる子ちゃん
日本では知らない人がほぼいない国民的アニメになってしまいました
上で紹介した「お父さんは心配症」と共に毎月楽しみにしていた連載漫画です
さくらももこさんは漫画家としてだけでなく、エッセイストとしてもめちゃくちゃ面白いんですよ
↑さくらももこ先生のエッセイ三部作です
普段活字を読まない方でも内容がスラスラ頭に入ってきます
漫画だけでなくエッセイでもケラケラ笑えるものが書けるなんて才能のかたまりですね
一部動物を死なせてしまう話なども入っているので、そういうのがダメな方はスルーした方がいいかもしれません
個人的に「さくらももこ先生と岡田あーみん先生が仲良し」という事実が嬉しくて仕方ありませんでした
推しと推しが仲良いのってたまらんですよね
さくらももこ先生の訃報を聞いてからもう一度読み返しましたが、時代が変わっても面白さは健在です
老若男女、すべての方におすすめのギャグ漫画ですね
魔入りました!入間くん
14歳の鈴木入間くんは、鬼畜外道な両親に金銭目的で悪魔に売られてしまいます
大悪魔サリバンに引き取られ、晴れて魔界で暮らすことになった入間君ですが…というファンタジーコメディ漫画です
もう先に言ってしまうとですね
悪魔全員めっちゃいいヤツ
登場キャラの中では人間である両親が一番のどクズなんじゃないですかね
サリバンが理事長を務める悪魔学校に入学し、そこでメキメキと成長しながら幸せを掴んでいきます
登場する悪魔が全員個性的でラブリーです
魔界での話なのにめちゃめちゃ癒されます
アニメ版はNHK Eテレで放送しているのですが、Eテレで放送できるくらい広い層向けの作品ということですね
ほのぼの群像劇としても、主人公の成長物語としてもおすすめの漫画です
※2022年4月現在、まだまだ連載中でアニメの三期も決まっています
吸血鬼すぐ死ぬ
苦労人気質の吸血鬼退治人(バンパイアハンター)ロナルドと、何かにつけてすぐ死ぬザコ吸血鬼ドラルクを中心としたハチャメチャ変態ギャグ漫画です
この漫画の好きなところを一言で表すと
・登場人物の変態率が異常に高い
これに尽きます
特に吸血鬼側の変態度が突き抜けており、新しいキャラが登場するたび「次はどんな変態なんだ」とワクワクします
2022年4月現在、まだまだ連載中でアニメの二期も決まっています
めくるめく変態たちを予習しておくのも一興ですよ?
伝染るんです。
巨匠吉田戦車先生の4コマ漫画
かわうそ、かえる、かっぱ、こけしなどが織りなす不条理ギャグは面白すぎて電車の中では読めません
4コマ不条理ギャグ漫画のパイオニア的存在です
個人的好きなキャラ三銃士はかっぱ・しいたけ・斎藤さん
ゲーム好きな方には同じく吉田戦車先生の作品であるゴッドボンボンもおすすめです
ファミ通に連載されていた4コマ漫画で、あんなキャラやこんなキャラがものすごいギャグをぶちかましてきます
マリオやスト2など有名どころのキャラばかりなので、ゲームを知らない方でも楽しめる一冊です
吉田戦車先生の漫画はたくさん出版されていますが、個人的にはやはり「感染るんです。」と「ゴッドボンボン」を推します
まとめ:おすすめのギャグ漫画13選
というわけでおすすめのギャグ漫画13選、紹介させて頂きました
他にも入れようかどうしようか迷った漫画がたくさんあります
機を見てどんどん追加していくかもしれません
「漫画を読まなくなる」ということは私の人生で絶対にないと思いますのでね…
また面白いものを見つけたら都度紹介させて頂きますね
あと記事中にもちょいちょい挟んでますが、やはりプライム・ビデオは登録しておいて損はないと思います
少しでも、皆様の漫画選びの参考になれていたら幸いです
筆者の趣味丸だしな当記事を最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました!